笑ってコラえて文化祭

たまたまTVをつけたらこれをやってて思わず見入ってしまった。
この内容だと吹奏楽って体育会系の部活と勘違いされてもおかしくないかも。
(実態も体育会系に近いけど)
いやあ〜、久々に感動する番組を見たような気がする。

一番関心をもって見たのは市習と淀工の先生の指導の仕方について。
淀工の先生は「一人一人の基礎がしっかりして全員の演奏が成立する」と考えているのに対し、市習の先生は「○○のパートがダメなら△△のパートがフォローする。それが吹奏楽」とのたまう。
徹底的に1から曲の演奏に対する指導を繰り返す市習の先生と、大会前日になって曲に対する本格的な指導を始める淀工の先生。
大会直前でサンバを演奏させて気分高揚&気合を入れる市習と、大会のエントリーギリギリまで練習に練習を重ねる淀工。
気合一杯で振る市習の先生と満面の笑顔で楽しそうに振る淀工の先生。

指導法はここまで対称的に違いながらも、全国大会では常連校。両者ともに金賞の受賞。
素晴らしい結果を出しながらスタイルは正反対(?!)
その指導と受賞までのプロセスを見比べるのも面白かった。

共通しているのは”自分たちの音楽”・”演奏にこめる想い”を生徒に考えさせていること。

こんな番組を見せられたらブラスバンドをやっておけばよかったかな?とも思うが、今までピアノとフルートともにソロの演奏しかしたことがないし、協調性ゼロの僕には無理だろうな。。。

最後に、青森山田高校。普門館行きこそは逃したものの、演奏は情緒溢れる素晴らしいものだったと思う。ただ、全国レベルに行くにはちょいと何かが足りないと思う。細かい何かが。
その”何か”をしっかり掴んで普門館に行って欲しいと思う。(来年は普門館じゃあないけどね。:-p)